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この本は、令和3年に当財団理事が出版した書籍です。
被災地での勤務経験をもとに東日本大震災の「その後」の教訓を綴っています。
全国の防災関係者、教育関係者、支援者向けの書籍です。

クラウドファンディングにより出版され、岩手県内の全小中学校、高等学校を始め、全国の関係者に寄贈されています。

クライドファンディング

内容紹介~目次から~

はじめに

第一章    
津波に浚われた赴任地 

一 陸前高田市立広田町

変わり果てた初任地

二 陸前高田市高田町

教え子、友人、知人が浚われた町

千三百人が避難した第一中学校

三 大槌町

津波と火災で壊滅した町

巨大津波の伝説「臼沢と三枚堂」

四 大船渡市三陸町越喜来

五 陸前高田市気仙町

生徒全員の命を守った壮絶な避難行動

復興工事で「校歌の山」が消える

六 半分だけ被災者に与えられた使命

   被災者の変遷

     

第二章    奇跡の子どもたち

 

一 大槌中学校

仮設校舎から日本を変える

鈍刀を磨く

二 気仙中学校

けんか七夕太鼓の継承活動

ぼくらは生きるここでこのふるさとで

清流に癒される日々

三 大槌高等学校

避難所運営に携わった生徒の変容

四 子どもたちの笑顔はどこから?

学校のもう一つの役割

気仙中学校の夏休み

五 笑顔を支えてくれた支援物資

赤いくつ、白いくつ   

スクールバス

仮設住宅

 

第三章 心のケアと「集団のケア」

 

一 心という「命」にふれることへのためらい

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