仮設校舎で生活する生徒の様子を学校日誌が記録しています(震災2年後、3年後)

静岡市立城山中学校30周年記念

2013年10月31日 15時58分
支援 


静岡県静岡市立城山中学校さんが創立30周年を迎えられました。おめでとうございます。城山中学校の皆さんには、学校をあげて大槌中学校の支援に取り組んでいただきました。東日本大震災発災直後に、城山中学校に何かできることはないかと皆で相談し、「城山」をキーワードで調べたところ、被災地大槌町の「城山」の近くに大槌中学校があり、被災していることを知ったことがきっかけだったそうです。アルミ缶の回収運動、梅干づくりをはじめ、春には「大槌中学校の体育祭から学ぶこと」と題して全校集会も開催したそうです。
今日は、静岡駅前の音楽ホールAOIで、午前中は合唱コンクールを開催し、午後は同ホールで東日本大震災と大槌中学校の取組について学ぶ学習会を開催していただきました。
大槌町は、南部藩の代官が置かれていた港町です。西の紀伊国屋文左衛門、東の吉里吉里(前川)善兵衛とよばれる豪商が財をなしていました。新巻鮭の発祥地とも言われています。この財産を守るために南部藩の城が築かれていたことから「城山」と呼ばれています。